コンバータは受信機のIFに接続します。
(http://www.drmrx.org/receiver_mods.html
又は他のサイトに詳細はあります)
DRM受信 Digital Radio Mondiale
DRM放送 コンバータ
455kHz→12kHz用 又は 450kHz→12kHz用
あなたにふさわしいようなコンバータここに助けを得る
DRMデコードソフトは下のリンクからダウンロード出来ます。 (コンパイル済み、インストーラ付きの最新版です)
音声をデコードするためのFAACのファイルを追加してください
DRMのコンバーターのキット
455kHz→12kHz
Crispino Messina I5XWW、イタリア
電子メール
Radio New
Zealand International 聞く方法
450kHz→12kHz用
!
IC-PCR100
450kHz→12kHz用
!
IC-PCR1000
450kHz→12kHz用
!
アイコム
IC-706 9.0106MHz→12kHz 用
!
JRC NRD-525でDRM放送を受信する
Lextronix / Eton E-1でDRM放送を受信する
EB5AGVスペイン、KENWOOD R-5000でDRMの放送を受信する
KENWOOD R-600でDRMの放送を受信する
- 1 -
KENWOOD
TS-430SでDRMの放送を受信する -
必要に応じてオプションのFMボード MC3357 ピン5
KENWOOD TS-450S TS-690S TS-850SでDRM放送を受信する
KENWOOD TS2000でDRM放送を受信する - 1 -
KENWOOD TS2000でDRM放送を受信する
- 2 -
Sangean ATS803A
450kHz→12kHz用
!
SANGEAN ATS 909でDRM放送を受信する
- 1 -
SANGEAN ATS 909でDRM放送を受信する - 2 -
Siemens RK777、Radio
Shack DX-398、Roberts R861、TechniSat ATS 909、Sangean
ATS 909
Sangean ATS 909
450kHz→12kHz用
!
YAESU FT-100 FT-100Dからの455kHz IF出力 YAESU
FT-817でDRMの放送を受信する - 1 -
YAESU
FT-817でDRMの放送を受信する - 2 -
YAESU
FT-817でDRMの放送を受信する - 3 -
YAESU
FT-817でDRMの放送を受信する - 4 -
Yaesu FT-817 ::
приём передач DRM-вещания YAESU FT-840でDRMの放送を受信する
- 必要に応じてオプションのFMボード MC3357 ピン5
SQ1BHQポーランド
、YAESU FT-857DでDRMの放送を受信する
I6IBEイタリア、YAESU
FT-897でDRMの放送を受信する
DRM(Digital Radio Mondiale)放送の愉しみ
CQ ham radio 2006年12月号付録に-使える
DRMNA - DRM North America Yahoo group
DRMラジオをICOM
IC-706で聴く
日本でも近日中に地上波デジタルラジオが始まるなど最近各種通信がデジタル化されています。 短波放送も例外では無く、欧州ではDRM(Digital
Radio Mondiale)放送が中波及び短波で実施されています。 最近RNZI(Radio
New Zealand International)が太平洋地域向けに短波でDRM放送を開始し、比較的簡単なアンテナで日本全国で受信出来るようです。 面白そうなのでトライする事にしました。
放送を受信するにあたっては幾つか方法があります。 DRM対応のラジオを個人輸入するのが一番簡単ではありますがTEN
TECのRX-320D(PCラジオ)でUS$349、他にはSangean DRM-40等がありますが、いずれも気軽に買える値段ではありません。
そこで考えたのが既存(手持ち)の受信機から信号を取り出してパソコンのフリーソフトでデコードする方法です。 概念的には受信機から455Khz等のIFを取り出し、12Khzにダウンコンバートし、その信号をパソコンのマイクINに入れる事になります。 ネットで探しました結果、Dream
DRM Receiverというフリーウェアが見つかりました。 http://drm.sourceforge.net/#aux この開け源は大学のプロジェクトで開発されている様です。 ただし、ソースコードのダウンロードしか出来ませんのでC++の開発環境が無いとコンパイル出来ません。 コンパイル出来ない場合は商業ソフトがありますが(http://www.winradio.com/home/download-drm.htm)$49.95します。 そこでネットで検索したらインストーラー付きの実行可能ファイルが見つかりました。 無料です。 http://xoomer.virgilio.it/i5xww/software.htm
Dreamというソフトがそれです。 Win98SE, XPで動作します。 受信機
ネットで調べてみるとBCLマニアの間で密かなブームになっているらしく、BCLラジオを改造して455Khzを取り出しダウンコンバートしてPCでデコードしたりAORのAR7030を使用していたりしますが、受信機の改造は敷居が高く出来ません。又、ダウンコンバータを自作している方もいますが、それも敷居が高いです。 そこで思いついたのがIC-706です。 IC-706にはCWフィルタ、SSBフィルタを合計2個まで増設出来ますので、ここから9Mhzが取り出せます。 早速9Mhzを12Khzにダウンコンバートする物をネットで探しましたらあっけなくeBayオークションで見つかりました。
IC-706への組み込み
IC-706へ組み込むにあたり考えたのが容易に元の状態に戻せるのが前提という事です。従ってコンバータをIC-706の中に取り付けるのはやめ、IF信号のみをIC-706の外に取り出しコンバータはプラケースに入れる事にしました。
まずはIC-706の上蓋を開けます。 正面パネルを自分の方に向け、上のネジ3つ(スピーカーの周辺のネジを取らないように)、側面のネジを左右1個ずつとります。 蓋を開ける際はゆっくりと開けます。 スピーカーコードを切らない様にです。
私の場合、CW
filterが1個組み込んでありますのでfilter2の所からIFを取り出す事にしました。 写真にある様に、Xtal
filterのピンを差し込む穴がありますので、ここにピンを差し込みIFを取り出す事にします。 オプションフィルタ2の場合、J712とJ714からIFが出ています。 J712が信号出力でJ714がグラウンドになります。 間違えないようにします。
(この写真はIC-706の正面パネルを自分に向け、上から撮影したものです) ICOMに問い合わせた所、ピンの規格は直径0.8mm,長さ5mmとの事でしたので今回は写真にある様に蛇の目基板に0.8mmの銅線を取り付け、CWフィルタの様に差し込む事にしました。 (同軸と銅線は基板の上でエポキシ系の接着剤で固める事をおすすめします) 太い線を無理やり差し込むと差し込まれる側の穴に悪影響を与えますので必ず0.8mmの線又はピンを使用して下さい。
1.5D2Vの同軸を使います。
このケーブルをIC-706の外に出さねばなりませんがIC-706の右側面にCWサイドトーン調整ドライバを入れる穴がありますので、その穴に通すことにしました。
※写真中央にあるフラットケーブルを挿し忘れないように。 力を入れすぎるとケーブル損傷の原因になりますので静かに、確実に優しく入れてください。
コンバータをプラケースに入れる
写真左上がIFインですRCAジャックを使っています。 その下がDCインです。 9Vから12Vを加えます。 写真右上が12Khzアウトです。 3.5mmミニプラグでパソコンのマイク入力に入れます。 実際の基板は非常に小さいですが、半田をしっかり実施しないと万が一でもIC-706のIFアウトにDC12Vが加わると間違えなくIC-706が壊れますので注意が必要です。 基板にはネジ穴をあけるスペースがありませんので厚めの両面テープでケースに貼り付けます。 設定 IC-706側 本来オプションのCWフィルタ又はSSBフィルタが取り付けてある所からIF信号を出しますのでIC-706の設定が必要です・ イニシャルセットモードでオプションフィルタが組み込まれている事にします。
私の場合、フィルタ1の場所にはCW用の250hzのフィルタが既に入っていますのでフィルタ2にオプションの500Hzフィルタが入っているよとIC-706に教えます。 これでIC-706の設定は終わりです。 オプションのフィルタを入れていない人はフィルタ1にCWフィルタが入っているという設定でOKです。(例: FL101が入っているという設定をすればCW
NでDRM受信が出来ます) PC側 DRMソフトを立ち上げ、写真上のメインウィンドーからView ->
Station Dialogを選びます。 その後station
dialog上でupdateを選択してインターネットから最新の番組の周波数、時間のデータを取得します。 尚、検証にはWindows XP, ペンティアム4、
クロック3Ghz、メモリ512Mbのパソコンを使いました。 ネットで調べますとある程度(クロックが1Ghz以上の物)のCPUパワーが無いと音が途切れるとの事ですので最低限必要なCPUパワーも検証しました。 受信の方法 日本で一番確実に聞けるのは信号が強いRNZIですので、RNZIを聞くことにします。 このレポートを書いている2006年12月現在午前10時ごろから午後3時頃まで17.675Mhzで良好に聞こえます。 (夕方は午後4時頃から9.890Mhzで良好に受信出来ます) 時間になりましたらIC-706の周波数を合わせ、モードを変えます。 私の場合、フィルタ2にCWの500Hzのフィルタが入っている設定(入っていませんけど)になっていますのでIC-706の画面上にはフィルタの種別表示は出ていません。 (CW
Nでフィルタ1の場所に本当に入っている250Hzのフィルタが有効になり、無表示でフィルタ2から取り出されたIFがPCに入り、CW WでSSBフィルタを通過)
尚、オプションフィルタへの信号を横取りしていますのでIC−706からは音は出ません。メーターも振りません。 コンバータに電源が行き、IC−706からのIFがコンバータに入り、12Khzアウトがパソコンのマイク入力に入っている事を確認してソフトを立ち上げます。(注:NBはOFFにして下さい)
メインウィンドーからEvaluation
Dialogを開くとこの画面が出てきます。 Misc Settings の Flip Input Spectrumにチェックを入れます。
上の方に信号の状態(同期状態等)を示す部分があります。 ここが全部緑になればパソコンのスピーカーから音が出てきます。 画面左上のSNRはいわゆるSNです。 15dBあたりから音になってきます。
受信に成功した画面です。 受信してみて
音の品質はFM放送と同じと言っても良いと思います。 パソコンのスピーカーで聞く限り差は感じられません。 伝播状態が良ければ音切れも無く安定して受信が可能です。 デジタルですので伝播状況が悪くなってくると音が途切れだし、最後に無音になります。 私の所では7メガ用のフルサイズダイポールを使って受信しています。 IC-706上のSメーターでは9つ程度で音になります。 SSBで復調して耳で信号が確認出来る状態でもデコード出来ない事がありますので信号強度はある程度強くないと駄目です。 試しにVHF用のディスコーンで受信してみました。 SSBで音(ノイズ)は聞こえますがSNRが上がらず音が出てきませんでした。 次に14メガ用のGPで試しましたが、長さがあるので受信に成功しました。 同時に世代が古いパソコンでの動作も検証しました。 ペンティアム3、クロック600Mhz,
メモリ256Mbで検証しましたが綺麗にデコード可能でした。 ただし、他のアプリを立ち上げたり、他に重いソフトが動いていますと音が途切れます。 Dream単体で使用する分には問題はありませんでした。
番組内容 RNZIは全部英語の放送です。 日本時間の夕方は音楽もかかりますので英語がわからなくても楽しめると思います。 その他の時間帯はニュース、トークなどです。 終わりに
手持ちの機器を使って必要最小限の投資でやってみましたが結果が良かったので満足しています。 コンバータも調整済みですので基本的なハンダ付けが出来れば細かい知識は不要です。 尚、このソフトには無線機、受信機の周波数をコントロールする機能があります。 Station
Dialogで局名の部分をクリックすると無線機の周波数が変るという仕組みです[必要USB CATケーブル]。
尚、9メガのフィルターベイが空いているアイコムの無線機全てでこの改造が出来るようです。 参考URL
http://xoomer.virgilio.it/i5xww/ トラブルシューティング 1:信号強度が充分だがロックしない Evaluation DialogウィンドーのFlip
Input Spectrumにチェックが入っているか確認して下さい。 2:音が途切れたりする
CPUパワー、電界強度も重要ですが落とし穴がNBです。 NBはOFFにして下さい。 AGCはSLOWにして下さい。
3:パソコンのスピーカーから放送の音に混ざってヒスノイズが聞こえる
Windowsのボリウムコントロールのマイクをミュートして下さい。
(it doesn't always work!)
DRM
конвертер
главная
CQ ham radio 2006年 12月 付録基板ICには ICS512 を使うようですが、
なかなか出回ってないICのようで大変困りました。
逓倍IC ICS512、Air mailでの送料込みです、500円